スマホアプリ開発の仕事を希望している人もいるだろう。スマホアプリ開発の求人をみると数多く出ているし、給料も高く設定されているものが多い。待遇がよいのは、それだけ需要が高いからである。

まずスマホアプリに対する需要が高止まりしていることが、求人の多さにつながっているといえる。自分の身の回りを想像してほしい。ほとんどの人がスマホを保有しているのではないか？30歳未満ではスマホを保有しているのが9割以上に達するといわれているほどだ。多くの人がスマホを利用しているわけで、おのずとスマホアプリへの需要も高まるわけだ。

スマホアプリ開発の需要が現在高いのは確かである。しかし今後にわたって需要はどう変動するのかも気になるところだ。結論から言うと、当面スマホアプリ開発の需要は今のように高止まりの状況で推移すると考えられている。スマホアプリはまだ発展途上で、解決すべき問題もあるからだ。

特にスマホアプリの課題で喫緊のテーマになっているのが、クロスプラットフォームの開発である。スマホアプリはいろいろと出ているが、OSや機種を指定するものが多い。アプリを導入しようと思っていたけれども、お手持ちのスマホが適用外だったのでインストールできなかったという経験のある人も多いだろう。これまではクロスプラットフォームの開発は難しいといわれていたが、Javaはじめ概念が広く普及しつつある中で今後は開発がスムーズに進む可能性が高い。それに伴い、スマホアプリ開発の需要が増えるとみられている。